この国の法律や司法は善良な一般市民を守ってはくれません。 裁判員制度が始まります。何もやっていないのに罪に問われる人を一人でも多く救ってください。

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「組織的関与」どう解明 鹿児島県警「踏み字」事件 元警部補22日初公判 福岡地裁(西日本新聞) (21日10時9分)
 12人全員の無罪が確定した2003年の鹿児島県議選公選法違反事件の捜査で、任意取り調べ中に親族の名前を書いた紙を踏ませて自白を強要した「踏み字」事件。特別公務員暴行陵虐罪に問われた同県警元警部補、浜田隆広被告(45)=福岡市西区、8月に依願退職=の初公判が22日、福岡地裁で開かれる。

 鹿児島県警は今も事件の全容を公表しておらず、自白強要などの違法捜査や冤罪(えんざい)への県警の組織的関与がどう解明されるか注目される。

 起訴状によると、浜田被告は県警捜査2課の捜査員だった03年4月、同県志布志市のホテル経営川畑幸夫さん(62)を志布志署で事情聴取。供述を拒んだ川畑さんに対し、父や孫の名前と、「早く正直なじいちゃんになってください」などと書いた紙3枚を床に置き、川畑さんの両足をつかんで1回踏ませ、精神的苦痛を与えたとされる。

 川畑さんが訴えた国家賠償請求訴訟の判決で、鹿児島地裁は今年1月、踏み字を「違法捜査」と認定し、60万円の賠償支払いを県に命令。川畑さんは浜田被告を特別公務員暴行陵虐容疑で告訴し、福岡高検が捜査、9月に在宅起訴した。福岡高検の調べに浜田被告は起訴事実を認め、「反省している」と供述したという。

 川畑さんは公判で、意見陳述を請求する方針という。


■「すべて語れば許す」冤罪被害川畑さん

 「なぜ冤罪(えんざい)がつくられたのか。法廷は、その真相究明のためにある」。22日の初公判を前に、川畑幸夫さん(62)は強調した。12人全員の無罪が確定し、元警部補浜田隆広被告(45)が起訴されてもなお、捜査の検証結果の公表や、直接の謝罪を拒み続ける鹿児島県警。「彼(浜田被告)も『警察』という組織の被害者。今度こそ、証言台で真実を明かして」と訴える。

 「彼1人をおとしめるのは、本意ではなかった」。川畑さんは何度も繰り返す。鹿児島地裁が踏み字を「違法」と認定した後、浜田被告は懲戒処分を受けて退職。退職金は受け取れず国賠訴訟の賠償金も請求された。すべては、浜田被告を突破口に、冤罪がでっち上げられた組織内の経緯を明らかにしたいと、川畑さんが求めたことだった。

 ところが県警は、「踏み字は浜田被告個人の行為」との見解を崩さない。地裁判決後、県議に流出した内部文書などで、うそや脅迫を繰り返した取り調べや、ずさんな裏付けの実態が次々と明るみに出たが、県警本部長は「適正に捜査した」と言い続けている。

 国賠訴訟で浜田被告は「川畑さんの足先を、紙の上に1度軽く乗せただけ。違法な暴力ではない」と主張した。川畑さんは「うそばっかりだ」と話す一方で、「警察の体面を守るため、やむを得なかったのだろう」と理解も示す。「辞めて、しがらみがなくなった今、1人の人間として何を上司に指示されたのか、正直に話してほしい。すべてを語ってくれたら、許す」とも打ち明ける。

 「怖いのは、不十分な審理で幕引きされること。司法の力できっちり検証しないと、第2、第3の冤罪被害が出てしまう」と、強い危惧(きぐ)ものぞかせた。


=2007/11/21付 西日本新聞朝刊=

最終更新:11月21日10時9分
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